おひらきの辞はこんな感じ
「おひらきの辞」とは「閉宴の辞」のことです。
おめでたい席では「閉式」「閉宴」「終わり」という言葉を使わないので、当て字で「御飛楽喜」「御披良喜」「御披楽喜」と書くこともあります。
この日までいろいろあったことと思います。
結婚準備や挙式、ご披露宴はいかがでしたか?
とうとうここまで来ましたね。
このシーンでは司会がおひらき(閉宴)の辞を述べています。
ご両家の親御様と新郎新婦は横一列に並んでいます。
おひらきが述べられるとゲストから拍手がきますので、ご一礼ください。
おひらきの辞司会コメントと注意点
「本日はたくさんの皆様にご臨席賜り、あたたかい祝福をいただきました。
どうぞこれからもお二人のため、ご両家のためにご支援のほどよろしくお願いいたします。
これをもちまして ○○家▲▲家ご両家の結婚披露宴 めでたくおひらきでございます。
本日は誠におめでとうございます!!~拍手~」
謝辞の後は、新郎新婦、親御様、ゲスト全員最高潮に気分が盛り上がっています。
噛むことは許されません。
前半はみんなを少し落ち着かせるように心を込めてゆっくりと。
この時、皆様拍手をしたくてたまらない状況なので、中途半端なところで間をとると、そこで拍手をはじめてしまいます。
”ゆっくり”なんだけど、よどみなく進めてください。
「これをもちまして~」からはしっかり声を張って、自分の一番よく通る声で。
「本日は~」は笑顔ではっきり、声の響きを会場一杯に広げましょう。
「おめでとうございます!!」をきっかけにゲストからの拍手が会場に鳴り響きます。
この方たちの司会をさせてもらって本当に良かったと思う瞬間です。
上記はシンプルな司会例ですので、もし可能ならアレンジもOK。
船上ウェディングなら航海にちなんでもよいですし、季節や天候、シチュエーションにあわせることができれば素敵です。
自己満足にならない程度にね。
おひらきの辞を述べたら退場となります。