テーブルラウンドはこんな感じ

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いよいよ新郎新婦がゲスト全員と直接触れ合えるシーンです。

テーブルの皆さまのもとへ進んでご挨拶して回ります。

常にお二人一緒に動いてくださいね。

新郎のみ新婦のみで、てんでんばらばらにならないようにお気を付けください。

なお、今回はちょっと長文です。

キャンドルサービス

定番中の定番です。

各卓に据えられたテーブルキャンドルにトーチ(大きいチャッカマンみたいな点火道具)を使って火を灯していきます。

トーチの持ち方もキャプテンが教えてくれますが、ケーキ入刀のナイフと同じようにお二人で持てば大丈夫です。

たま~~に、ノリのよいゲストがキャンドルの芯を倒していたり、キャンドル自体を口にくわえていたりしますが、危ないのでおやめください(^^;)

もし新郎新婦がそのような事態に直面したら、キャプテンにまかせましょう。

さりげなく何事もなかったかのように、もとに戻して点灯を進めてくれます。

全卓のテーブルキャンドルに点火したら、メインテーブル横のメインキャンドルへ。

やはり、キャプテンが点火の仕方を教えてくれます。

メインのキャンドル一つに点火すれば、周りのキャンドルにも順に火がついて、メインキャンドルの完成です。

各卓写真

現在テーブルラウンドといえば、これが主流です。

他のラウンドと組み合わせることもできます。

ただありがちなのが、一人一人がカメラを取り出して大撮影会が始まってしまうこと。

お気持ちはわかるのですが、際限なく収集がつかなくなってしまいがち。

時間の制約もあることから、撮影はカメラマンさんのみにまかせることをお勧めします。

もしカメラマンさん以外のカメラを解禁するのであれば、”テーブル代表の方のカメラ1台”というように限定されるとよいですよ。

のちほどの歓談時間にお友達との写真を沢山おさめることにして、ここではスマートにワンショットで最高の笑顔を決めたいですね。

プチギフト

もし少人数のパーティーであれば、一人ずつにお手渡しのプチギフトサービスもあります。

20名様くらいまででしたら可能ですよ。

その中のいくつかに当たりを仕込んでおけば、後半のパーティーの盛り上がりの助けになるかも。

当たった方へプレゼント、そしてお祝いの一言をいただくとか。

ミニ鏡開き

和装での入場でしたらとってもオススメ。

各卓に特製ミニ樽を用意して、テーブルごとに鏡開きします。

開いた樽の中にはお菓子やおみくじなどを入れておけば、大人はもちろんお子様ゲストも楽しく参加できます。

ゲストに日本酒を飲む方がいないから乾杯時の鏡開きはしないけど、やっぱり鏡開きしたいならいかがでしょうか。

使ったミニ樽はお持ち帰りなので、ほしい方がいらしたら差し上げればよい記念になるかも。

ルミファタジア

会場さんによって呼び方は様々です。

アクアイリュージョンとか、グラスタワーなどなど。

基本は、グラスに2種類の液体を注ぐと発光する演出です。

あらかじめセッテングされた各卓の専用グラスに液体が入っていますので、新郎新婦が持つ液体を注ぐと反応して発光します。

液体ではなく「花びら」を入れるというものもあります。

とても幻想的な演出ですが、会場を暗くする必要があります。

なので各卓写真と一緒にはむかないかも。

ルミの時は暗くして、写真の時は明るくするという繰り返しになってしまいます。

キャンドルサービスの場合はテーブルキャンドルとメインキャンドルはセットで行われることが多いですが、ルミファンタジアの場合はテーブルのみでも、メインのみでも不自然ではないですよ。

ビールサーブ

夏が来るとお見掛けします。

新郎が大きなビールのサーバーを背負って、そのサーバーからショットガンでグラスに注ぎます。

これが結構コツが必要みたい。

最初は泡ばかりで、なかなかビールが出てこないってことも。

ということで、小さいグラスに注ぐのはかなり難しいみたいです。

各卓用にピッチャーを用意して代表者にもってもらい、そこに注ぐという感じがスムーズだと思います。

ビールサーバーはかなり重いので、体力のある新郎向けですね。

バルーンスパーク

にぎやかに景気よく!ということであれば、バルーンスパークというのもあります。

各卓ごとに大きなバルーンを使った装飾がされ、そのバルーンの中にはいくつかミニバルーンが入っています。

新郎新婦が持ったステッキの先には針がついていて、それでバルーンを突きます。

するとバルーンがスパーク(破裂)して、中のミニバルーンがフワンフワンとテーブル周りに転がります。

ゲストには自由にそのミニバルーンをGETしてもらい、あとで「○色のバルーンをGETした方へはプレゼントあります」とすると後半のお楽しみにできます。

 

などなど、上記にあげたのはほんの一例で、定番から会場固有のものまでやり方はさまざまです。

テーブルラウンドにあてるお時間は20分間というのが一般的です。

ご招待客の人数・卓数にもよりますが、1テーブルにつき2分くらいでしょうか。

ですので一つのアクションですむもののほうが、その分ゲストとの触れ合いの時間を確保できますよ。

 

テーブルラウンド司会コメントと注意点

「それでは、新郎新婦のお二人が○○サービスされながら皆様のもとへご挨拶に伺います。」

 

基本の司会コメントはとてもシンプルです。

が!

どのようなテーブルラウンドをされるかで、この後は千差万別のバリエーションがあります。

上記のテーブルラウンドのいくつかからコメント例を出してみますね。

キャンドルサービス

「ただいまより新郎新婦のお二人が、キャンドルサービスをされながら皆様のお席へご挨拶に伺います。

会場内が若干暗くなりますので、お席をお立ちの方はお気を付けください。

新郎新婦が皆さまのテーブルのキャンドルに炎を灯してまいりますので、お二人が伺ったら拍手で祝福いただけますようよろしくお願いいたします。

~新郎新婦はメインキャンドルへ進み、キャプテンより点火説明~

皆様のテーブルのキャンドルへ感謝の炎を灯してまいりましたお二人、いよいよメインキャンドルへと進まれます。

キャンドルに炎がともりましたら、あたたかな拍手をお寄せください。

~キャンドル点火~

メインキャンドル点火です。

おめでとうございます!」

会場内が暗くなるということを事前にゲストにお知らせしましょう。

メインキャンドルへ進み、キャプテンから新郎新婦へ点火説明されている間、ちょっとした司会コメントでつないでおくと進行がスムーズです。

大体この時はしっとりした雰囲気になるので、今日この日を迎えるまでのお二人の気持ちとか、皆様への感謝の気持ちなどをコメントに織り込むと、メインキャンドル点火が一層感動的になります。

各卓写真

「これより新郎新婦が皆様のもとへ伺いますので、テーブルごとの記念撮影をいたします。

撮影の際はカメラマンへのご協力をお願い申し上げます。

恐れ入りますが、お二人との記念撮影まではお席にてお過ごしください。

なお写真撮影は笑顔に集中していただくため、プロのカメラマンにお任せいただけますようお願いします。」

司会のポイントは

ゲストを会場外に出さない。

個人のカメラによる撮影はご遠慮いただく。

この2点です。

新郎新婦がほかのテーブルで撮影している間、お化粧直しや、一服しに、ゲストがお席を立たれてしまうことがあります。

全員そろっていないと撮影できませんので、ひとまず記念撮影が済むまでは、せめて会場内にいていただきましょう。

また、上記でも触れましたが、一人一人がカメラを取り出して大撮影会が始まってしまうと、時間がいくらあっても足りません。

事前にやんわりとさりげなくお断りをいれましょう。

もし個人写真を解禁するのであれば、

「恐れ入りますが個人様のカメラで撮影する場合は、テーブル代表の方のカメラ1台でお願いします。

後ほど歓談の際にお写真撮影の時間がございます。」

というように限定し、あとでゆっくり時間があるよ、と添えると皆様も納得いただけるのではないでしょうか。

プチギフト

「これより新郎新婦が皆様のもとへご挨拶に伺います。

○○をお手渡しされながら回られますので、どうぞお受け取りください。」

少人数のパーティーで、一人ずつにお手渡しの場合です。

もし大人数でしたら、各卓まとめてのお渡しとなり、各自でお取りいただきます。

ミニ鏡開き

「新郎新婦が皆様のお席で鏡開きを行います。

ミニ樽を開きますと、中にお楽しみが入っていますのでご注目ください。

では皆様も「ヨイショ」という掛け声のご協力をお願いします。

~新郎新婦準備OK~

せ~の、ヨイショ!

~樽が開く~

おめでとうございます!」

卓数があまり多くなく、可能であるなら、ワイヤレスマイク片手にお二人と一緒に各卓を回って掛け声をつけてあげるのも良いのでは。

通常の鏡開きでは1回開き(せ~の、ヨイショ!)、3回開き(ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ!)とありますが、ミニ樽の場合でしたら1回開きのほうがテンポよく進めます。

ルミファタジア

「新郎新婦が皆様のテーブルへ伺い、感謝の光をお届けします。

お二人によりますルミファンタジアです。

~メインのルミファンタジアへ進み、キャプテンから説明~

皆様のテーブルに届けられた感謝の光に包まれながら、今までそれぞれのご家庭で育ったお二人が、今、心を一つになさいます。

新しい家庭を作る第一歩として、光り輝くルミファンタジアの完成です。

おめでとうございます!」

ルミファンタジアの元ネタは「水合わせの儀式」です。

それぞれの家庭で育ったお二人がひとつになる、ということを印象付けることができると素敵ですね。

メインのルミファンタジアは、キャンドルと違って、じわじわと完成に向かっていくものなので、長短の調整ができるコメントが良いですよ。

 

有名どころをピックアップしてみましたが、もし「こんなテーブルラウンドのコメントはどうしたらいいの?」というリクエストがありましたらお問合せくださいませ。