この記事を読まれるということは、いよいよ結婚式の準備が始まったお二人ということでしょうか。
いざご披露宴の進行をプランしてみようと思っても、イメージがしにくいのではないですか?
ご披露宴は(大抵は)人生で一回きりです。
リハーサルもあるわけではありません。
ブライダルフェアで模擬挙式や模擬披露宴を見ることはできても、全体通してまではやってくれないですよね。
お友達の結婚式&披露宴に出席されたことがあっても、意外とその進行までは記憶に残っていないことも。
そこで、関東(首都圏)で比較的多いご披露宴の進行を紹介します。
会場さんによっては独自の演出や進行があったり、時代の流行もありますが、ここ20年くらいは下記の流れが基本的なものかと思います。
披露宴の進行に関わる人
- キャプテン…その会場(バンケットルーム)の進行責任者。お料理の流れや披露宴の進行を管理します。
- アテンド(介添え)…披露宴中、常に新婦のそばにいてお世話してくれます。
- 音響…披露宴中の音楽操作、映像関係の操作などをしてくれます。照明係を兼ねることも。
- 配膳スタッフ…お料理・ドリンクを配膳してくれます。
- カメラマン…写真を撮ってくれます。
- ビデオマン…ビデオ撮影をしてくれます。
- 司会…キャプテンと連携をとりながら披露宴を進行します。
全体の流れ
- 迎賓
- 新郎新婦入場
- 開宴の辞
- プロフィール紹介
- 主賓祝辞
- ケーキ入刀~ファーストバイト
- 乾杯
- 食事・歓談
- お色直し
- プロフィール映像上映
- 再入場
- テーブルラウンド
- 祝辞・余興
- 祝電披露
- 手紙朗読
- 花束(記念品)贈呈
- ご両家代表謝辞
- おひらきの辞
- 退場
- 送賓
いかがでしょうか。
聞きなれない言葉や、思っていたタイミングと違う演出などもあったかもしれません。
今後の記事で一つ一つの項目について解説していきますね。
新郎新婦のお二人が進行を考える上での一助になれば幸いです。
なお、各記事の後半には、そのシーンでの基本的な司会コメントや司会としての注意事項を記載します。
誰でも司会ができるように、できる限りシンプルな言葉をつかっています。
もしお友達のご披露宴の司会を任されてお困りの方や、司会を勉強中の方がいらっしゃったら、よろしければ参考になさってください。