退場はこんな感じ
おひらきの辞の拍手の余韻も冷めやらぬ中、お二人と親御様は退場していただきます。
最近はエンディングロールの上映も多いです。
もし親御様も上映をごらんになるなら、退場は新郎新婦のみです。
親御様は会場内で上映をご覧になり、上映後に会場を出て新郎新婦と一緒に送賓ということになります。
司会が退場のコメントを言うので、それに合わせていただければ大丈夫です。
またキャプテンも退場時に誘導してくれます。
エンディングロールは、通常1曲分の長さです。
この上映の間に、新郎新婦や親御様はお写真を撮ったり、送賓の準備をします。
お二人自作の場合ですと、ご出席者全員のお名前のほかに、個別にメッセージを添えられる方もいらっしゃいます。
人数によっては、流れていくスピードに読む速さが追いつけないこともあるので、メッセージの長さは加減してくださいね。
会場さんが作るものだと、当日の挙式はもちろん、披露宴の中盤までの映像が盛り込まれていることもあり、ゲストにはうれしいサプライズです。
退場時司会コメントと注意点
エンディングロール上映がある場合
A「それでは、新郎新婦(ご両家の親御様)は、皆様のお見送りのご用意へ進まれます。
どうぞ皆様、本日一番の拍手でお送りください。
○○さん▲▲さん、おめでとうございます!
~退場~
お見送りのご用意が整いますまで、今しばらくお待ちください。
ここで新郎新婦からの感謝の気持ちを上映いたします。
どうぞご覧ください。
~エンディングロール上映~」
エンディングロール上映がない場合
B「~退場~
お見送りのご用意が整いますまで、今しばらくお待ちください。
本日は皆様のあたたかいご協力をもちまして、大変和やかなご披露宴となりました。
本当にありがとうございます。
新郎新婦ご両家の末永いお幸せと、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
・二次会のご案内
・会場からのご案内(駐車券やクロークなど)
・新婚旅行についてなど各種ご案内」
「退場」という言葉は使いません。
「お見送りのご用意へ進む」という言い換えになります。
また、エンディングロールを上映する場合は「感謝の気持ち」と言い換えてくださいね。
「もうしばらく」ではなく「今しばらく」と表現します。
退場後、最近はエンディングロールがある場合が多いので、Bのコメントは状況に応じてということになります。
上映準備が少し時間かかるときにつなぎコメントとして使ったり、送賓コメントに付け足したりします。