思えば高校生の頃にアナウンスメントの勉強を始めてから、「声を出す」ことを仕事にするようになって、〇十年経ちました。
独学したりスクールに通ったり、いろいろな先生に習ってみたり、さまざまな考え方に触れました。
気が付くと、いろいろなご縁から、今度は自分が教えてもらったことを伝えていく機会が増えるようになりました。
そして逆に教わることもしばしばです。
自分の知っていることで、誰かの役に立てるなら、こんなうれしいことはありません。
もし声に悩んでいる方がいたら、その方のお手伝いをしたいのです。
そのことで、今まで教えてくださったたくさんの方たちへ、ささやかながらご恩返しできればと思います。
声を出すということは、やり方も答えも決してひとつではありません。
ただ、続けていくことが力になるのだと思います。
▼講座のポイント
◆声の出し方を一から学べる
「あいうえお」なんて今更教わらなくても…。
なんて思っていても、意外ときちんと母音の口構えができている人って少ないんです。
これができるだけで、驚くほど声の響きが変わってきます。
◆マンツーマンできめこまやか
誰にも気兼ねすることなく、のびのびと声を出していただけます。
気になることも気軽に聞けるので、悩みに合わせたレッスンができます。
単発のオーダーレッスンも可能です。(1回3千円~)
◆全4回のレッスンなので、短期集中も、じっくりペースもOK
レッスンのペースは自由!
入社や新学期に間に合わせたいお急ぎの方も、お仕事や家事の合間の方も。
相談の上、日程をきめていくので、ご自分のペースでどうぞ。
◆リーズナブル
発声に一番大事なことは「始めること」と「続けること」。
まずは気軽に始めてみませんか?
そして無理なく続けることができるよう、リーズナブルな値段設定です。
初回レッスン時にまとめて現金でお支払いいただいても、各回毎に分割でお支払いでもOKです。
◆初心者の方やビジネスパーソンにおすすめ
声の出し方なんて習ったことがない、緊張しやすくて人前が苦手、話す機会が増えたけどこれでいいのか不安…。
でもあんなに苦手だった自己紹介やプレゼンが、ちょっとだけ楽しみになるかも。
「発声の基本」が修了したら、ステップアップレッスンの「ビジネスボイスの習得講座」もありますよ。
▼講座概要
内容
1時間4回の講座により、発声の基本から人前で話す際のコツまで学んでいただきます。
目標
落ち着きがあり、明瞭で説得力のある自分自身の声の習得。
さらにはビジネスボイスの習得。
ご持参いただきたいもの
◆録音器具(ICレコーダーや録音アプリをいれたスマートフォンなど)
◆顔が映せる鏡
◆筆記用具
費用
全4回まとめてのお支払いは 10,000円 (税込・テキスト代含)
1レッスン毎のお支払いは 2,500円 (税込・テキスト代含)
※別途会場費が必要です(レッスン毎600~1000円)曜日・時間帯によって変動あり。
※お支払いは初回レッスン時にまとめて現金でお支払いいただくか、レッスン毎に2500円でもOKです。
※「発声の基本」は全4回で1セットとなっています。個別のレッスンのみの受講は受けかねます。
※個別のレッスンの場合はオーダーレッスン(3千円~)として承ります。
会場
横浜駅近隣のカラオケBOX
▼講座内容
第一回《発声の基本》
「声を出す」ということは、体と心が密接につながっている行為です。
発声の基礎である正しい姿勢から、心の持ちようまで習得いただきます。
・「良い声」とは
自分の「地声」が一番「良い声」であることを知っていただきます。
・呼吸法&無声発声
腹式呼吸はしっかりした声を出すための呼吸法です。
その呼吸法を練習するための無声発声は個人練習にも効果的です。
・リラックス法
体が硬くなると声は出なくなります。
心が弱くなっても声は出なくなります。
「良い声」を出すためにはリラックスした心と体が必要です。
・正しい姿勢
正しい姿勢を身につけると、のどに負担をかけません。
・のど鳴らしと響き
「声」とは「響き」です。
よい響きを出せるようになるための練習が「のど鳴らし」です。
・母音「あ い う え お」
日本語で一番重要な五つの音「母音」を練習します。
第二回《発声練習法》
実際の発声練習法を習得いただきます。
・ストレッチ
発声練習の前には必ず簡単なストレッチを行います。
・無声発声
声を出す前の、腹式呼吸とのどの準備体操です。
・響き
体を響かせる練習をします。
・五十音
「あえいうえおあお」等の発声練習をします。
・大笑い
「ハ行」の音で腹式呼吸と笑顔の練習をします。
第三回《発音・滑舌》
実際に発音練習の例文を読み、自身の不得意な音を発見していただきます。
・ストレッチ
・発声練習
・滑舌用発声練習
・発音例文練習
子音の練習のための例文を練習します。
・外郎売「ういろううり」
様々な早口言葉が含まれる滑舌練習のための伝統的なテキストです。
第四回《緊張感との付き合い方》
今までのまとめと、緊張感に慣れる練習をしていただきます。
・ストレッチ
・発声練習
・あがらない秘訣
程よい緊張や、アガることは良いことです。
ただ、度を越さないことが重要なのです。
・初見テキスト読み
下読みなしでテキストを読むことで緊張感に慣れ、練習の大切さを実感していただきます。
・1分スピーチ
講座の仕上げとして、1分間のスピーチをしていただきます。